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REAL STORY

結婚式はゴールインじゃない。
家族が始まるスタートだった。

結婚式後:4年目

おふたりは結婚式のテーマとか、こういう風にしたいとかありましたか?

奥様 来た人が楽しんで帰れるようにしたほうがいいかなとは話していたんです。結婚式当日がクリスマスイブだったので、クリスマスパーティーに来てもらうような感じがいいなって。自分達ばっかりが主役になるんではなくて、ちゃんとゲストが楽しんでもらえるように。

旦那様 自分達が色々お世話になった人に、「ここまで来ました」ということを伝えるような場にもしたいし、その人たちを楽しませられるような式にしたいなっていうコンセプトはありました。

この写真をご自宅に飾られていると伺いました。

奥様 そう、この写真を今の家の玄関に飾ってます。挙式当日って雨予報だったんですよ。でもだんだんこの写真の撮影時間くらいから綺麗に晴れてきて。晴れ間が見えたんで、いい写真が撮れたなーと。なんかまさに僥倖って感じだと私は思ったから、この写真気にいっていますね。

おふたりの結婚式を一緒に作らせていただいたウエディングプランナーからおふたりへお手紙が届いています。

「こうして何度もご縁をいただけるなんて本当に幸せです。毎年Plan・Do・Seeに帰ってきてくださること、私にも会いに神戸に来てくださること、感謝の気持ちでいっぱいです。これからもおふたりとご家族さまの幸せを末永くお祈りしております。」

結婚式当日までのお打合せのこと覚えていらっしゃいますか?

旦那様 私はしっかり聞き込んでプランを立てていくんだなっていうのは印象に残っています。目的に対してこういう意識にするぞ、っていうのはしっかり計画されているなって思って。まだ自分達すらそこまで考えていなかったので、導いてくれたっていう感じです。

奥様 ブライダルサロンのあの雰囲気がとにかく好きで、あの空間でとにかく結婚式の話が毎回できるってことが楽しみで、結婚式が近づくにつれて、あと残りわずかってなってくるじゃないですか。それもちょっと淋しかった。あの打合せも幸せでした。あれもいい思い出です。

実際結婚式をやってみて、ズバリおふたりはどんな風に感じましたか?

奥様 やってよかったよね。

旦那様 でもその瞬間は時間が経つのが早すぎて「あ、結婚式やってるな」っていう余裕が無かったです。当日ゲストの皆さんが披露宴後に2次会行くぞって言って集合していたんですが、そこに合流したあたりで、結婚式の感想の話を聞いて、「楽しんでもらえたんだなー」って感じましたね。

奥様 私は単純にすごく楽しかった。自分の大切な人たちがすごく楽しそうに過ごしてくれてるのがわかったのでやっぱり良かったなと。年末だったので結婚式後に届いた年賀状に、結婚式がとにかく良かったって大体みんな書いてくれてたんですよ。

結婚式をやったおふたりと、結婚式をやっていないおふたりとパラレルの人生があったとしたら、おふたりの今の未来って違っていそうですか?

旦那様 違っていると思いますね。ここで結婚式させていただいて、記念日のためにディナーで来ているので、そのたびにその時の話を振り返るんです。それがなかったら思い出って薄れていくじゃないですか。思い出すいい機会を毎年与えてもらっているなっていい場所かなって私は感じています。

奥様 それがないってことだもんね、結婚式しなかったら。

挙式をされてみて、その後思われることはどんなことでしたか?

奥様 挙式後1回だけ友人の結婚式に招待されて行ったんですが、実はそれコンダーハウス(Plan・Do・See直営の名古屋店舗)だったんです。楽しかったです。そのコンダーハウスに参列した時が、コロナ禍での結婚式で、且つ自分が結婚式した後に参列した唯一の結婚式だったんですけど、「みんなが集まるのってすっごく楽しい」って思いましたね。マスクしての参列でしたけど、私もともとファションがすごく好きなので、その日は美容院行ってヘアセットもお願いして、全部綺麗にして、この子の服も全部自分で作って、お呼ばれファッションを完璧に作って行って、友達もすごくきれいな格好しているし、ゲストもみんなすごく華やかな格好してて。

結婚式とかじゃないと呼べないじゃないですか。遠くからわざわざ集まれないじゃないですか。「コロナ禍だけど結婚式来てもらえないかな?」って言われたこちらの身としてもすごく嬉しいし、選ばれた人って感じがしますし。たぶんすごく気を遣って誘ってくれたんだろうなと思いますね。私はそのご招待の声をかけてくれたことがとにかく嬉しくて。っていうのは自分はその結婚式というものに対して、すごくいい思い出を持っているし、どういう気持で準備しているかってことも知っているからこそ、だからこそ絶対綺麗な格好して行くんだってことを決めてましたね。それが礼儀だと思いますし。そういう気持ちで参加出来ることも嬉しいし、そういう人がたくさん集まってくるっていうことが、ハッピーだと思うんです。そこで綺麗な会場があって、美味しい食事があって、同じ場所で同じ経験が出来るっていうことが、すごく素晴らしいことだなって思いますね。自分が結婚式してみたからこそ、もっとお呼ばれされたいと思うようになりました。もっとみんな結婚式挙げてほしいって思います。

1周年ごとの記念日にお手紙をお互いに読むことは、初めはこちらからのお手紙がきっかけだったって聞きましたが。

旦那様 結婚式後に参加する『最高のファミリーのつくり方』っていうワークショップに参加させていただいたんですね。その時に、もともと私は手紙を書くっていう習慣はなかったんですけれども、「手紙を書くっていうことをしてみてはどうですか?」っていう話が出て、実際もらって嫌な気分になるはずもなく、嬉しいじゃないですか。だったら相手にもどんどんやってみようかなっていうので、頑張って書いてみています。

奥様 あのワークショップ楽しかったよね。すごい楽しかった。まず会場に来れたことが嬉しい。その時ワークショップで使った書類みたいなのが、家の本棚に入っていて、なんかの拍子でそれを見た時に「わー!」ってなったことあったよね。タイムカプセルみたいな感じで。あのときはこんな風に思っていたんだなって。でも一方で今とそんなに気持ちの差はないし。
最高のファミリーのつくり方のワークショップで思ったのは、結婚式って良くゴールインみたいな形で表現されますけど、完全にスタートだなーってあのワークショップで思ったし、今でもそれは強く思います。あれがスタートだったっていう風に。家族が始まったから、そう思いましたね。
ここは家族が始まったという意味では、大切な場所って思いますし。「3年後、5年後どんなファミリーになっていたいですか?」っていうワークがあって、その時に彼は「3年後は異動していて忙しい部署にいるだろう」って書いてて、まさにそうだったんです。
それが「思っているとおりに行っているなー」って話を、ふたりでしたと思います。
そういう意味では2017年12月が、私達にとっての起点で、そこがスタートで。毎年結婚記念日にディナーして、写真撮って、その写真を家の廊下に飾っていっているんですね。今4枚あるんだよね。だからそれはずっと続けていきたいって思っているんです。アーカイブみたいに、そういうのを刻んで行きたいと考えると、最初はスタートだったなと思います。そのスタートとして、今日一番最初に話した写真があるってことですね。

家の廊下に家族写真が貼られていて、家族の軌跡みたいになっていくんですね。

奥様 そうですそうです。だから、ここはずっと素敵な場所で有り続けてほしいって思っています。

最後に。おふたりは新しい家族として既に歩みだされていますが、もうすぐに産まれてくるお腹の中の赤ちゃんへ一言どうぞ。

奥様 元気に産まれてきてくれることをすごく楽しみにしています。お兄ちゃんと仲良くしてね。11月に産まれるとあなたはそうなちゃんです。12月に産まれるとこゆきちゃんになります。どっちになるかなぁ。なんて名前になるかなぁ。産まれる2週間前にこういうことを撮ったなんて幸せだよね。感激だよ。

旦那様 無事産まれたらまたここで何か出来たら、いいですね。お食い初めはカワブンでまたやるで。

REAL STORY|オリエンタルホテル|ORIENTAL HOTEL KOBE 神戸のウェディング・神戸の結婚式場

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